梅干など、すっぱい香りをにおうと、自然と唾液が出てきてしまいます。これって不思議だなって思いませんか?時に、想像するだけでも、唾液が出てくることさえありますね。食べてもいないのに、反射的に出てきますよね。

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これには以下のような理由があります。

例えばあなたが、梅干を口に入れたとします。自然と、口をすぼめてしまっているはずです。その動作は、口の筋肉を収縮させて、唾液腺を刺激し、唾液を出すのです。意識せずにしている動作ですが、これは脳が筋肉に指令をだしているんです。脳も学習能力があるので、梅干=すっぱい=唾液を出して分解しようという思考回路を働かせるのです。

これは、口に入らなくても目で見たり、鼻で臭いをかぐという動作でも、梅干しを認識すると自然とでる動きです。無意識にしていることですが、それだけ人の身体というのは、敏感な防御システムを持っているということですね。

そういう意味で、嗅覚は動物に比べて衰えてはいるので、そこまで必要がなく感じてしまうかもしれません。ただ、嗅覚が衰えると味覚も同時も衰えるという意味では大事ですよね。つまり、匂いを感じる感覚が鈍ると料理の味までが分からなくなってしまうので、主婦の方からすると大変ですよね。味見が出来なくなるんです。

普段は意識していない嗅覚かもしれませんが、私たちに癒しや危険察知をしてくれる大事なものなので、大切にしたいですね。