電車通勤していた時、私にとってとても辛かった経験が、満員電車の中で強制的に嗅がされる口臭でした。

01-01

都心の近くまで通勤していた私は、朝の満員電車に乗るのはいつものこと。朝の7時半に乗り込む電車は、一歩も足をずらせないような超過密状態、しかも密室状態の中では、周りに立つ人の口臭がひどく鼻につきます。

口臭の最悪な組み合わせは、タバコと缶コーヒーが混じった臭い。非禁煙者の私は、タバコのにおいに人一倍敏感なだけでなく、缶コーヒーの独特な臭いとそれが口臭に混ざってまん延している車内は、本当に辛かった・・・運悪く、思い切り吸い込んでしまうこともあり、そうした強烈な口臭は不快感どころか、余りにも強烈で気を失いそうになること度々でした。

口臭の原因となるものはいろいろあります。でも、なぜタバコとコーヒーは口臭をひどくさせるのでしょうか。気になる謎をひも解いてみましょう。

タバコの成分タールとニコチンが口臭の原因を作っている!


タバコは、タールとニコチンが主な成分です。タール、つまりヤニは、タバコが燃えている際に生成される化合物です。粘性が強いので、歯の表面や舌、肺、胃にまで付着して、体内からひどい臭いを発生させてしまうのです。

さらに悪いことに、ニコチンは口臭を作り出すうえで強力な成分です。ニコチンは、血圧を上昇させ、毛細血管を縮小させるため、口腔内の血液循環を鈍らせます。そうすると、唾液の分泌が抑制されてしまいます。唾液が出なくなると、口の中が乾いた状態(マウスドライ)を招きます。口に残った雑菌は、通常なら唾液できれいに洗い流されていくのですが、ニコチンのせいで、お口の中の洗浄作用はストップした状態。そうすると雑菌が繁殖しはじめ、ひどい口臭を発生させてしまうのです。さらに、喫煙者は口呼吸するので、口の中が乾燥する状態に拍車をかけることになります。タバコは、タールとニコチンでの相乗効果で口臭を助長してしまうのです。

コーヒーのカフェインが口臭の原因を作っている!


コーヒーはカフェインが含まれており、利尿作用があります。そうすると体内で水分が失われ、唾液の分泌も低下します。結果はニコチンと同じ作用で、マウスドライになります。それで口臭がひどくなるのです。実に、タバコとコーヒーは口臭を作り上げる最強のコンビなのです。では、どうすれば口臭をなくすことができるのでしょうか?

01-02

ずばり、タバコを止めることです。タバコを止めずにして、口臭対策はあり得ません。そして、毎日飲んでいたコーヒーを少しずつ、緑茶やウーロン茶、ハーブティー白湯などにシフトしていきましょう。カフェインフリーであるドリンクを飲んで、水分をこまめに補給することによりマウスドライを防ぎ、十分に唾液が分泌されるようになります。カフェインフリーであるドリンクはいろいろあります。

この機会に、自分の好みに合ったドリンクを探してみて、楽しみながら口臭対策をしてみるのはいかがでしょうか?